2015年11月05日

完成です。

ちょっと規模の大きな住宅でしたので完成まで時間もちょっと長めでしたがやっと完成です。
まずは外観。
プランデザインのアウトラインは大屋根でトラブルの起きずらいシンプルな外観でありながら、駐車場から玄関までの屋根付き回廊を作り、ちょっとした屋外作業や自転車置き場にもできるようにすること。
2世帯住宅だけど完全分離までは必要ない。 でもちょっとした調理は2階でもできるように・・・。
などでしょうか。
高断熱・高気密はもちろんですが、性能的には構造強度は最高クラスの3等級、長期優良住宅仕様で、断熱性能はいわゆるQ1住宅。 平成25年基準での熱損失は0.4W/u程度、北面はトリプル硝子、それ以外はペアLow−Eアルゴンガス入り。 オール電化で、弊社オリジナル工法のパッシブ地中熱断熱工法、となっています。
20151014_164705.jpg

エコキュートやエアコンの室外機は必ず架台にのせて設置します。
地べたにブロックなどで直に置くと雪などの影響で効率がかなりおちることもあり・・・
20151106_110742.jpg

玄関を入ると左側にカーブした入口を通ってシューズクローゼットがあります。左側下に見えるのは郵便受けですが、ちょっとした小物おき棚も兼用しています。 せっかくの高断熱気密住宅ですので郵便受けも断熱材で囲われた箱のような構造になっていて、直接外気が入ってこないようになっています。
IMGP0095.JPG
IMGP0098.JPG

これは前にもアップロードした居間の入り口横にある台所部ですがナタなぐり仕上げの梁型を黒く仕上げてちょっとシックな感じに(古民家風?)しました。
IMGP0108.JPG
20151104_133349.jpg

居間から台所をみたところ。この1階の台所がメインキッチンになります。 L型配置の配膳台をおいてかなり大きな流し台になりましたが、2世帯ですのでご家族みなさんで料理を楽しまれるようです。
IMGP0114.JPG

台所の奥には食品庫があります。 生鮮食品を収める場合は断熱区画を屋内とは別にしてわざと寒くするのですが、奥様が主に乾物系の食品のみとおっしゃいましたので、続き部屋になっています。
IMGP0102.JPG

台所の食器棚横にすべてのリモコン類を集積させます。
IMGP0037.JPG


居間に入ったところ。 正面の壁はアクセントにタイルを張っていますが、これは湿気や有害物質を吸収するというエコカラット張りになっています。
IMGP0115.JPG

廊下からトイレに入りますがこのように少し大きめの多目的シンクを手洗い器として、場合によっては汚れ物も洗えるようにしました。
IMGP0034.JPG

クローゼット・物置はかなりの容量があります。すべて床板同様、赤松の集成板で作りましたが材料屋さんなどにも言われましたが近年これだけの量の収納棚がある家は珍しいそうです。
IMGP0123.JPG
IMGP0048.JPG

出来上がったところで室内の代表的シックハウス原因であるホルムアルデヒド濃度の測定をしました。
検出されず・・・ OKなようですね。
IMGP0042.JPG

今度は階段を上って2階へ・・・ 2階に上がりきったところに小さなホールがありますが、そのスペースを生かしてカウンター式の机を作りました。 ちょっとした作業とかには良さそうですね。
ちなみにこの机の下は1階ボイラー室からの吹き抜けダクトにもなっており、蓋の開閉で2階へ暖気へ送ることができます。 実際に運転してみたところ、かなりの効果があったようです。
20151118_163308.jpg
IMGP0029.JPG

2階の廊下ですが、若干暗くなりそうだったので2階DKからの欄間をつくり光を補充するように考えてあります。
20151118_163337.jpg

2階ホールから2階DKへ入ります。
2世帯住宅ですが、メインの料理などは1階の台所でみんなで作りますので、ちょっと小ぶりなシステムキッチンとこれも赤松集成板の食器棚となっています。部屋の中央近くにキッチンを置く、いわゆるアイランド型に近い配置です。 コンロ前は広がり感を阻害しないように強化ガラスによるパーテーションとしました。
IMGP0031.JPG
IMGP0055.JPG
IMGP0067.JPG

2階居間からロフトに上がりますが、かなり広大なスペースです。2階建ての法規的な制約から天井高さは1.4mしかないものの十分になにか一部屋として使えそうな感じですね。
IMGP0014.JPG
IMGP0016.JPG
IMGP0071.JPG

やはり一部屋は和室も欲しい・・・ということで作った和室です。 ちょっとした広がりを見せるためと飾りの意味でですが(床の間をつくるほどのスペース的な余裕がなかったもので・・・)飾り棚を工夫してみました。
出窓に地窓形式の窓をつけ、上部をカーブさせて落とし掛けはサビ竹の角竹としてあります。
言ってみれば無駄な空間とも言えますが、このようなちょっとした飾り空間で小さな和室もだいぶ広がってみえますね。
IMGP0077.JPG

最後に旦那さん(ご主人)の趣味の部屋。 無線機などの機械類を置く棚、机はご主人が考案、アイディアを絞っています。 鉄塔からの電線の引き込みや、電源線などもプロ級・・(もっともお仕事柄そおちらのほうのプロでもいらっしゃいますが・・・)
コピー (1) 〜 IMGP0002.JPG

以上で、プライバシーにあまり触れない程度の完成写真、ご紹介でした。
posted by TYM at 18:00| Comment(0) | 日記

2015年10月24日

だいぶできてきましたので

だいぶできてきましたので、ここらで気密測定をしてみます。 もし万が一どこかに問題があればこの時点だったら修復対策可能ですので・・・
20151023_115303.jpg20151023_115312.jpg20151027_101506.jpg20151027_101555.jpg

おかげさまで問題なし。 自前の測定器なので何度でも測定はできるのですが一発で良い結果が出ると気持ちも良いものですので・・・
20151024_101057.jpg
posted by TYM at 19:00| Comment(0) | 日記

2015年10月10日

そろそろ内作

前にも書いた2階床フローリングの下の遮音ゴムシート。その上に赤松のフローリングを張ってゆきます。
昔は接着剤なども併用しましたが、現在はかえって床なりの原因になるということで特殊な釘のみで止めてゆきます。
20151003_091433.jpg
20151003_091426.jpg

ロフトの壁・天井下地を作っているところですが、石膏ボード下にも気密バリアを張ってから石膏ボードを張っています。
20151012_080305.jpg

キッチン天井はわざと梁形を見せるような造作をしていますが、その梁もナタナグリ調に仕上げています。
20151007_105027.jpg
posted by TYM at 20:00| Comment(0) | 日記

2015年09月05日

さらにダクト配管

これは1階床下空間の空気を2階へ送る「縦型空気循環ダクト」です。自然対流に任せるのではなく機械的に空気循環を計画しようとするものです。
20150902_120450.jpg
20150904_095842.jpg

小屋裏のウレタン吹き付け断熱です。250ミリ以上の厚さで隙間なく屋根下を覆うため、2階もロフトも1階床面とほとんど温度差がありません。
20150902_081702.jpg

これはご主人の趣味の無線用に使う鉄塔の基礎が出来上がったところですが地中2m以上にわたって10トン以上のコンクリートが打ちこまれています。
後日鉄塔の設置業者が「日本全国まわって建てているけど基礎をみればその工事した人のレベルがわかるがかなり高い・・・」と言ってくれたそうなので嬉しかったです。
20150907_105137.jpg
posted by TYM at 17:00| Comment(0) | 日記

2015年08月28日

換気・天井・排水管など

20150826_101201.jpg
熱交換型の24時間換気システムです。 ダクトで各室に暖められた屋外の新鮮な空気を供給します。
断熱区画の中に本体、断熱ダクト配管などを設置しますので、よく話に聞く天井裏で冷たい外気との接触による結露トラブルはおきません。

20150827_093235.jpg
1階天井下地を、防振ゴムを介した金物で2階梁から吊っています。
2x4などは構造的に2階の床と1階の天井が一体の太鼓のような構造になっていますので上の階の音が下にかなり響いたりしますがそれを切り離した構造にすることで緩和します。
さらに2階フローリング下には遮音ゴムシートを敷き込むという2重の対策をしているわけです。

20150828_154920.jpg
並行して屋外の排水管の工事です。

20150829_152956.jpg
汚水の最終桝は老朽化していたため予定外でしたが交換しました。
posted by TYM at 18:00| Comment(0) | 日記

2015年08月19日

アンテナや太陽光パネルの設置など

BSアンテナや地デジアンテナ(今回は平面アンテナです)の取り付けは、お施主さんの要望もあり雪が降っても映りが悪くならないよう、ちょっとした工夫がしてあります。着雪しやすいパラボラアンテナは軒下に取り付け金具を製作して設置。
趣味の無線のアンテナ線引き込み部もできるだけ美しく・・・と。
20150819_105807.jpg20150819_115313.jpg

太陽光パネルは防水の面でもトラブルが起きないように専用架台を専門業者(京セラ)さんががっちりと取り付けます。
20150819_105955.jpg20150819_105933.jpg
posted by TYM at 00:00| Comment(0) | 日記

2015年08月10日

ほぼ外壁が完成か

外回り外壁がほぼ張上がり、屋根の防水なども終わりましたのでなんとかお盆休みには入れそうです。
20150805_084047.jpg20150805_084143.jpg20150811_092106.jpg20150811_092039.jpg

先日の庇下地の部分はこのように仕上がります。 シャープにアルミ製のものを今回は採用。
20150805_084422.jpg

外壁下端のオーバーハング水切りの上の部分にコーキングがしてあります。
よく見ると両端だけで中央部はやってないですね。 これはわざとでして、決して欠陥工事とかやり忘れではありません。 雨水を排水する場所が必要だからです。
20150811_092025.jpg

天窓周辺や外壁と屋根の防水取り合いもこのようなプレートを設置して水が浸入しないようにしてあります。
20150805_084155.jpg20150805_084200.jpg
posted by TYM at 20:00| Comment(0) | 日記

2015年07月26日

現場見学会実施

現場見学会を実施しました。
ビラを撒いたわけでもなくひっそり開催したような感じなのでお客さんは少なかったですが、ありがとうございました。
20150726_102122.jpg20150726_102206.jpg20150726_102223.jpg20150726_102216.jpg20150726_102228.jpg
posted by TYM at 20:00| Comment(0) | 日記

2015年07月24日

防水やら防振やら

これは天井を吊るための防振ゴム付き金具です。
2階の足音や物音が下階に伝わらないように幾分かは効果があります。
2x4などは2階の床下地と1階の天井下地が同じだったりするのですが在来工法は一般的には完全に構造を分離するのでそういった点でも有利ですね。
20150720_081627.jpg

換気口など外壁を貫通する部分の防水は、防水テープなどだけでは曲面にはうまく対処できない場合もありますので専用の貫通孔用防水シートを利用します。
20150721_124954.jpg

外壁目地にはこのようなバックアッププレートを使います。もし、コーキングが劣化した場合なども直接内部に水がしみ込んでいかないで下に排水される効果もありますし、コーキングシール自体が下地の構造体にくっつかないようにする役目もあります。外壁と構造下地がくっついてしまうと構造下地が動いたときに外壁が追随してしまい破損したり曲がったりするのを防ぐためです。これを”3面接着の禁止”といいますが、基本的な施工約束事です。
20150721_125129.jpg20150721_125242.jpg

窓上のひさしのアタッチメントですが、外壁の上から取り付けたのでは持ちませんので下地構造体にしっかり取り付けておきます。
20150721_125154.jpg
posted by TYM at 18:00| Comment(0) | 日記

2015年07月17日

FRP防水・庇・配管・配線・外壁など

ベランダのFRP防水が終わりました。 グラスマットを敷いて樹脂で固めた、いわゆる船体と同じ材質ですから強度・耐候性をふくめ数十年以上の耐久性をほこります。 ノンスリップ加工は樹脂が固まる前に珪砂をまぶしたものですが、マリンスポーツ用のソルトデッキと同じようなものですね。 (昔のウィンドサーフィン用ボードのデッキ加工で、やはり樹脂の上から塩を振ってその粒子でノンスリップにするのですが・・なんでそんなこと知ってるかって? ・・・昔作ってたことがあって・・・^^; )

20150714_103834.jpg

窓上の庇も取り付けます。 がっちり取り付けて防水しないと・・・
20150714_104302.jpg

防水透湿シート張りと通気胴縁、外壁張りの様子。 外壁はKMEWというメーカーの親水セラという商品です。 雨で汚れがおちていつまでもきれい・・・という。
20150716_095402.jpg20150716_095247.jpg20150716_095207.jpg

というわけで、大きなところが張り終わりそうです。
20150721_125133.jpg

外壁の一番上の屋根軒先天井の中に隠れてしまう部分ですが、通気層を空気が流れてきて、屋根板の下のスリットによる通気層につながっているのが分かると思います。
20150721_125202.jpg

水道関連の配管と、電気配線の様子。 けっこう複雑ですがもちろん間違えないように名前やしるしを1本1本につけておきます。
 テレビやインターホン、電話線などはチューブを配管しておき、万が一あとから変更、というような場合でもある程度は対応できるようにしておきます。 最近の建物はLANケーブルなどもかなり張り巡らされていますが、CAT5E以上の規格。 途中で継ぎ足しなんかはインピーダンスの乱れにしかなりませんので禁止です。 ワイヤレスLANが大流行ですが、スピードもセキュリティーの面でもやっぱりワイヤードが一番です。

20150714_104826.jpg20150714_104859.jpg20150714_104913.jpg20150714_105025.jpg20150714_105042.jpg


posted by TYM at 20:00| Comment(0) | 日記