設計GLから深さ1m弱までをうめたてて上から転圧しましたので地盤調査で表層部が若干弱いと出ていた部分をラップル地盤改良したことになりますが、面で支えるベタ基礎の場合このくらいやらないとコンクリート耐圧盤の下の土が横に逃げ出すこともあります。 思いっきり飛び跳ねてもコンクリートを流したように土がまったくへこまない状態になりました。
次に外周基礎にそって内側水平に50ミリの断熱板を敷きこみます。押出しポリスチレンフォームですからグラスウールでいえば10センチくらいの厚さに相当します。中央部は土の持つ断熱性を生かしつつ、地中からの熱が上がってくるのを利用するためにわざと断熱はしません。

基礎を貫通する配管の廻りや基礎断熱との間の隙間もぴったりと・・・
外周基礎立ち上がりの型枠が動かないようにツッパリをかけて固定します。
前もって準備・加工しておいた鉄筋と現場あわせ分の鉄筋も加工します。
以前はこうした鉄筋加工も人力でやったのですが現在ではすべて油圧の曲げ、切断機械でやりますから便利になりました・・・。(^^)